出産後、ぽっこりお腹がどうしても治らないという方へ【腹直筋離開について】

出産後、ぽっこりお腹がどうしても治らないという方へ【腹直筋離開について】

こんにちは、ボディケア整体荻窪ラボの三橋です。

今回は、腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)についての話。

出産されてずいぶん経つのに、お腹だけがどうしても元に戻らないという方はいらっしゃいませんか?

それが、ただの“ぽっこりお腹”程度だったらまだしも、なかには未だ妊娠中であると勘違いされてしまうようなレベルの方もいらっしゃいます。

そんな方は、たいていお腹の中心を縦に走る溝のようなものがあったり、もしくは腹部真ん中あたりに明らかに感触の異なる部分が確認出来たりするはず。

こういった所見がある方は、腹直筋(いわゆる6個に割れる腹筋)という、お腹を支える筋肉が縦に裂けてしまっている可能性があるのです。

これを腹直筋離開といいい、見た目の問題もさることながら、多くの機能障害をも呼び込んでしまうことになるから注意が必要となってくるのです。

妊娠中に多くの女性が経験する腹直筋離開について

妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンの働きによって、妊婦さんの骨格は出産に備えて柔らかく変化していきます。

これは分娩時に骨盤から赤ちゃんを通すため。

この時お腹を支える腹直筋の“白線”(下図イラストの最も中心を縦に走る太いライン)とよばれる部分もホルモンの影響でかなり弛んでしまい、場合によっては大きく膨らんだお腹の圧に負けて、左右に裂けてしまうことがあるのです。

この状態を腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)といいます。

程度の違いがあれど、妊婦さんのおよそ9割腹直筋離開を発症しているとも云われていますが、その多くが出産後6ヶ月から12ヶ月の間に自然に治癒していくというデータもあるそうです。

しかし、なかにはいつまで経っても治らず、そのままの状態を引きずってしまう方も少なからずいらっしゃるのです。

出産後に腹直筋離開によって引き起こされる機能障害について

腹直筋離開は、単に見た目の問題だけに留まりません。

早い話、腹筋が裂けてしまっていて正常に機能しない状態にある訳です。

当然、お腹に力が入らないから、普通の腹筋運動は、ほとんど出来なくなります。

また、腹直筋は体幹部を支える役割を持つ重要な筋肉であるので、腹直筋離開が生じてしまうと腰痛をはじめとする様々な機能障害をも誘発してしまうことになるのです。

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いちばんの問題が腹圧を高められなくなってしまうこと。

すなわち、腹直筋離開が生じたことによって、「体幹}が上手く使えなくなってしまうのです。

実は、人間は無意識のうちに腹圧を高めることによって、身体が大きな出力を出せるようにデザインされているのです。

重いものを持ち上げる時、無意識のうちにお腹に力を入れる動作がまさにこれ。

走ったり、無理な体勢をとる時など、筋肉にひときわ高いパフォーマンスを要求するときに、人間は本能的に腹圧を高めるものなのです。

つまり、腹圧を高めることで「体幹」、つまり身体の中枢部分であるインナーユニットの生み出す力を上手く利用しているというわけ。

そして、「体幹」が成立しないことには、姿勢バランスも正しく制御出来なくなってしまうのです。

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ちなみに「腹圧が高められなくなる」いちばん分かり易い例として、風船を膨らませなくなくなってしまうといった現象があります。

事実、出産後にこれが出来なくなってしまう方が実に多いのです。

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腹直筋離開からの回復を目指すにあたっては

腹直筋離開からの回復を目指すにあたっては

それでは腹直筋離開からの回復を目指すにあたって、いったい何をすれば良いのでしょうか?

まず最初に押さえておかなければならないポイントは、腹直筋が部分的であるにしろ裂けてしまっている状態であるということ。

つまり、外傷(ケガ)を負ってしまっていて、もはや正常に機能出来ない状況にあるということです。

ですので、無理に腹圧を掛けるような行為は当然NGとなります。

良かれと思って一般的な腹筋運動なんかをやってしまうと、却って状況が悪化してしまうこともあるので気を付けて下さい。

先述させて頂いたとおり、腹直筋という筋肉は体幹部を支える重要な役割をもつ筋肉である以上、実は、日常ほとんどあらゆる動作において無意識のうちに使わざるを得ないといった特徴があります。

歩いたり走ったりすることはもちろんのこと、立ったり座ったり、振り向いたり屈んだりといった日常のあらゆる動作で使われているものなのです。

ここで大事なことは、万全でない腹直筋をいかに“無理を掛けない”という意味で「効率よく」使うことが出来るかということ。

要は、あらゆる動作において、腹直筋に必要以上のストレスを与えないような使い方が出来れば患部へのダメージが減り、離開部分の回復が早まるという訳です。

とは言っても、腹直筋離開はあくまでも外傷、つまりケガである訳ですから、回復までにはそれ相応の期間(数か月ほど)が時間として必要となります。

それでも出産後、1年以上経っても改善がまったく見られない場合は、やはり一度専門家のもと相談されるべきでしょう。

当院の産後の骨盤矯正コースであれば腹直筋離開からの早期回復を見込める理由

ところで、当院の産後の骨盤矯正コースであれば腹直筋離開から回復までの期間を大幅に短縮させることが実は可能であるのです。

その理由は、当院の骨盤矯正コースでは「体幹」に直接アプローチすることが出来るという点が、その大きな特徴であるから。

早い話、施術によって腹直筋を取り巻く環境を改善させてあげることによって、腹直筋に余計なストレスを与えることなく、より効率良く使えるようにしてあげれば良いという訳です。

なお、ここで重要なカギを握ることにあるのがインナーユニットと呼ばれる体幹部の中枢を支える筋肉の機能回復。

簡単に言ってしまうと、アウターマッスルである腹直筋を支える働く存在である、インナーマッスル群の機能回復ということになります。

腹直筋離開でお困りの方、よろしければぜひ一度ご相談ください。

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