「出産してから1年以上経ってしまっているんですけれども」当院の産後ケアにタイムリミットは存在しません

「出産してから1年以上経ってしまっているんですけれども」当院の産後ケアにタイムリミットは存在しません

こんにちは、ボディケア整体荻窪ラボの三橋です。

「出産してから1年以上経ってしまっているんですけれども、今から産後の骨盤矯正を始めても大丈夫でしょうか?」

新規予約を希望される方から、こんなお問い合わせを頂くことがよくあります。

実際に当院の産後の骨盤矯正コースには、それこそ出産されてから1年以上経過してしまっているような方が新規で来院されることも珍しくありません。

そういった方々の多くは、どうしても改善しない不調やトラブルを抱え、悩まれた末に来院を決意されたはずですが、産後ケア、産後の骨盤矯正における“タイムリミット”を気にされているという訳です。

これについては結論から言ってしまうと、まったく心配する必要はありません。

また、こういった事例から実は産後ケアの本質が見えてきたりするのです。

出産後1年以上経過してから新規来院されるケース

出産後1年以上経過してから新規来院されるケース

ところで出産されて1年以上経ってから、当院の産後の骨盤矯正コースに新規で来院される方々には、いったいどういった背景があるのでしょう?

比較的多いのが「出産後すぐに別の整体カイロプラクティックに通われていた」というケースで、結果的に何らかの事情で通院を止めてしまったというケースです。

これについては「さしたる効果を実感出来なかったから」という理由が多いでしょうか。

あとは「時間が経てば自然に回復するだろう」という、楽観的な考えによるケースも。

不調やトラブルを抱えたまま、さすがに1年も経過すると不安になってくるという訳で、こういった場合、クライアントさんからの紹介で来院されることが多いです。

それと当院の場合は、このブログを見て「抱えていた不調やトラブルが十分に改善を目指せるものであること」を知り、遠方から来院されるようなケースもあります。

それまでに1年かかって知るところとなったという訳です。

ただ、一般的にはこういった「出産されて1年以上経ってしまったケース」だと、もはや手遅れではないかと心配される方が非常に多いのです。

「産後6か月までに骨盤矯正をしないと手遅れになる」

これについては“出産後は直ちに開いた骨盤を締めなければならない”というイメージを相変わらず多くの方が漠然と抱えているからではないでしょうか。

そもそも産後ケアを“骨盤ありき”で考えるべきではない

ところで、さしたる不調やトラブルをかかえている訳でもなく、当院の産後の骨盤矯正コースに新規で来院されるような方も多くいらっしゃいます。

そして、そういった方々に共通しているのが「出産したら骨盤を締めなくてはいけないから」という考え方。

今度は逆に、出産後すぐに他の整体カイロプラクティックで骨盤を締めてもらったはずであるのに、時間の経過とともに不調やトラブルが出現し始めたというケースが存在することも、また事実であるのです。

実はこういったケースから、「そもそも産後ケアを“骨盤ありき”で考えるべきではない」という事実が透けて見えてきたりするのです。

先に言ってしまうと、人間の骨盤は構造的に開きようがありません。

つまり、「骨盤が開く」とは“便宜的な意味合いで使われているに過ぎない”という訳であるのだから、そもそも開かないものを締めようとしたところで何も“変化”を起こせるはずもないのです。

出産で本当に骨盤は開いてしまうものなの?出産後のお尻の形の変化の本当の原因とは

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従って、最初から不調やトラブルを自覚されていないようなケースでは、たとえ“骨盤を締めた”ところで、ほとんど効果らしい効果を実感することもないはずで、通院のモチベーションが保てなくなるのも致し方がないところでしょう。

また、開かないものを締めたところで、後々に生じるトラブルや不調を予防する効果など期待できるはずもありません。

つまり、産後ケアや産後の骨盤矯正を“骨盤ありき”で考えること自体、ナンセンスであるのです。

いったん「骨盤ありき」という考え方から離れてみると産後ケアの本質が見えてくる

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“産後6ヶ月までに骨盤矯正をしておかないと間に合わない”という都市伝説について

“産後6ヶ月までに骨盤矯正をしておかないと間に合わない”という都市伝説について

骨盤が構造的に開かない以上は「産後6ヶ月までに骨盤矯正をしておかないと間に合わない」という言説に一切の説得力を持たないことがお分かり頂けるかと思います。

なお当院では、“産後6ヶ月”という時限設定については「効率の良い産後のボディラインの立て直し」という視点から言葉として使用することがあります。

これは現実的に“産後6ヶ月”までに取り組まれた方が余計な苦労をせずに済むという、「効率」という観点から考えるとそちらの方が賢明であるからです。

もちろん、現実的に“産後6ヶ月”を過ぎたら手遅れということ意味するものではありません。

産後6ヶ月以上経っても改善しないことから産後ケアの本質が見えてくる

骨盤が開かないものである以上は、産後ケア、産後の骨盤矯正における“タイムリミット”が存在しないことは言うまでもありません。1年以上経っていようが、そのことで不安になる必要は一切ないということです。

しかしながら、1年以上経っていても依然として不調やトラブルを抱えたままの状態にあるという方が多いのもまた事実で、これは骨盤とはまた別の部分に「本当に回復させなくてはならないもの」が存在することを暗に示唆しているのです。

出産後にズボンが入らなくなってしまったなど、“骨盤が開いた”というさしたる実感がなかったような方でも、それこそ10年以上にわたって不調やトラブルに悩まされ続けるケースがあるという事実がそれを雄弁に物語っています。

もちろん、こういったものが出産後1年かけて自然に回復されてしまうようなケースもあるでしょう。

しかし、なかには出産後1年経過しても、なお回復することなく悩まされ続けているようなケースも確かに存在するのです。

そして、そういった1年以上にわたって悩まされ続けているケースであるほど、より本質的な部分にアプローチすることが出来なければ、施術者としては改善させる見込みはないはずであるということは言うまでもありません。

出産後1年以上経っても、なお改善しないことから見えてくる“本当に必要な産後ケア”とは

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